2009/10/30


イタリアチームその1

ぼちぼちコミケの当落がでているようですね。
今回の新刊は(まだ受かってるかどうか分かりませんが・・)、ちと生活の方が不安定な状況で、びあらばvol.8が出せるか、番外編その2になるかという感じです。
とりあえず、イタリアの話は現時点の興味の赴く間に一度書いてしまいたいところ。

2009/10/28

今日のビール
Westvleteren 12

スパイシー葡萄チョコレート。
8の時と同じ香りの印象。
ちょいとミルメーク。やっぱり、生食葡萄はっきり。

重量級。苦みしっかり。
・・というか、苦い。

チョコチップクッキー。

底の方、酵母入りは、あまり苦みを感じなく。

パリパリ伝説(パリで生活する漫画家さんの本。バリバリ伝説ではない)に出てきた、フランスの保育園にあるというスムール(クスクスの粒状パスタのこと)の砂場が興味深いなあと。

2009/10/25


今日のビール
カンティヨン・イリス2006

色はかなり赤みが強くて、ナポリン色。

酸っぱいような洋ナシ。
酸っぱいけど、全体に落ち着いた感じ。
リンゴ、オレンジ、ほの甘みが一瞬ふわっと。
なんか、うまい。

リンゴと豚肉とか。

2009/10/21

ちょっと状況が悪くて、あまり絵が描けていなかったので、微妙にリハビリとかしてます。
三日休めばポンコツだー。
まあ、状況はあまりよくなったわけではないのですが。

今日のビール
1.ジラルダン・グーズ

さわやかな草と青リンゴ。
つんとしたチーズ。

舌にしみる酸っぱさは、厳然と存在するけど比較的まろやか。
そこそこ熟したグレープフルーツのように、まとまっている。

色は普通にビール色。ちょい赤め。

食欲がわいて危険。

2.ハンセンス・グーズ

ちょい生理現象的な匂い。(ジラルダンにも少しはある)
草もあるけど、この時点ではあまりおいしそうではないかも。

酸味はじんわり強め。

温度上がってくるとハーブっぽく。
グレープフルーツの中に青リンゴ。
しゃりっとした感じになって気持ちよい。

ちょっと放置した後の旨さは明らかにハンセンス。

二杯目、はっきりと青リンゴ。旨し。プラムっぽくもあり。
酸味は明確にあるけど、気にならなくなる。

甘みはほとんどなし、むしろしょっぱい。
ある種まろやかで、意外と甘みもあったりするのだろうか。

底は刺激的スパイシー。

パブってGO
おそれいりますすいません
俺はドイツ製
トレビアンな俺に抱かれ
立派 やっぱ パリ

とループ・・
フランスCDは完成度高いなあと。

2009/10/19

昨日読んだ本
バルセロナの厨房から

ちょっと電車に乗る用があって、買う本もなかっので、家の本棚から昔買った本をもっていって読み。
いろんな食材をテーマに、料理人の人のスペインでのいろいろな体験を書いた話。

で、スペイン料理を食べたくなって、スペイン料理屋に。
なみなみと注がれたニンニクスープにパンが二切れ浮いていたり、
なんとなく豚骨ラーメンみたいな香りのする白いソースの豚肉がよかったり。
手頃な値段で家庭的な店で、たまに寄ってみてもよかったかも。

2009/10/17

唐突にもほどがありますが、チリビールを飲みたく。
アズテカン・スモークドチリポーターとか(実在しません(多分))
チョコレートっぽく。でもぴりっと。

まあ、最初に飲みたかったのは、普通にチリ一本入ったラガーですが。


全然関係ないですが、ギネスのナイジェリア醸造所って、アイルランドとイギリス以外で初めてだったんですね。

2009/10/15

小山力也さんのブログ(?)を見て、「孤独のグルメ」がドラマCDになっているのを知る。
主人公の声は小山さん。あっているようなあってないような。でも納得感はあり。

先日、ふと、
ステーキを食べたいわけでもなく食べて、おいしいけどどこか上滑りしている話を読みたくなって、読み返したりしたので、なんとなくタイムリーではあったかも。
この漫画、基本的にあまり楽しそうではないというか、やっぱり「孤独の」グルメなんだなあと。

あ、amazonに試聴が。
・・普通に小山さんですな(笑)
私のイメージと比較するとちょっと若いか。

2009/10/14

タンポポとゴボウについて調べていたら、でてきたのがルートビアの原料。
ルートビアのルートって根っこか・・いわれてみればあたりまえな。
そう考えると、ルートビアはジンジャービア、ジンジャーエールとも結構近い親戚だということですね。

ルートビアは、それぞれの土地で造られたり、家庭で造られたりもするのだそうで、そういえば、洋書のビール本探すと、結構、自家製ルートビアの造りかた本もたくさん引っかかります。

でも、調べていると、ルートビアはアメリカ起源で、パンプキンエールの時にも調べたような代用ビール的な起源を持つようですが、タンポポとゴボウはイギリスの飲み物のようなので、その辺の関係はどうなんだろう。

元々はfermented dandelionで造られていたとか書いてある・・

あ、フェンティマンスもつくってますね。Dandelion & Burdock。
残念ながら、日本には来てなさそうですが。

2009/10/13


Badger Tanglefootとかで有名な英国のHALL & WOODHOUSEがDandelionという、たんぽぽエールを出したそうな。
ここは、日本にも生姜エールとか桃エールとか入ってきていたりと、変り種エールもいろいろ造る醸造所。

なにやら、dandelion and burdock popみたいな味がするそうですが、そもそもdandelion and burdock popって何という疑問。
タンポポと牛蒡(!?)味の炭酸飲料であるらしいですが、謎は深まるばかり。

フォルチェさん、入れてくれないかなあ。・・くれないだろうなあ。

変り種の多い中、First Goldという同名のホップだけを使ったエールは結構おいしかった記憶が。
サイトを見ていたらFirst Goldの方が、Tanglefootより上にあるのに気付いたり。
まあ、上にあるほうが、より定番と決まったわけでもないですが。
前者が4.0%、後者が5.0%なので、後者は英国的にはプレミアムな品なのかも。

というか、HALL & WOODHOUSEって、ホフブロイハウスのライセンス生産とかしていて、HB Extra Coldなんていう不思議ビールも造っているという。
英国のExtra Coldの流行を実感してしまう瞬間。

なんか無性にフランス兄ちゃんのCDを買いたくなってきた・・・

なんか旅に出たい。
先立つものがないですが。

2009/10/9


そういえば、Beer & Pubでも、ちらっとイタリアビールの記事が載ってたなあと思って掘り出して見たり。
2ページの記事ですが、いろいろイタリア語がカタカナ表記されていて助かります(笑)
その記事を書いた方の名前で検索してみたら、ネット上でもイタリアビールのイベントレポートとかされてるのを見つけたり。

2009/10/8

今日のビール
1.Brooklyn Local 1

針金を外した瞬間、ポンっと栓が抜けてしまいました。 その割には、すぐには液体が噴出してくることはなく、グラスを持ってくると同時くらいに泡がだーっと。
その後。ついでもついでも泡が収まらない状態に。

香ばしいパン。甘い、パインではないけど、パインとよく呼ぶ香り。
まあ、普通に淡色ベルギー。

色は薄い金。

甘みはごく控えめ。
苦みは後味にじんわり。

香りは、ちょい香ばしめだけどフルーティ。

結構回る。

上出来のストロングゴールデンエールではないかと。
・・ベルギービールの分類におけるマイケル・ジャクソンの功績は偉大であるけど、wicked beerという言葉は定着してないよなあとふと思ったり。
(かつて、ストロングゴールデンエールと紹介されていたものを含めて、色の濃いものとかも一くくりにした分類ですが)
線引きの難しさというのはあるけど、ストロングゴールデンエールは分かりやすいしなあと。
というかまあ、私が最初に覚えて物を捨てたくないだけなのかもしれないですが。

特筆するレベルではないですが、酸味も少しある?

良くも悪くも、シンプルではあるかも。
一種、ラガーのようでもある。

マッチョではなく、堅物な感じ。

回るのを抑止する意味では、何か食べたい気もするのですが、こういうビールは、今ひとつ何を食べていいか分からないなあ。
肉とかエキサイティング系は無しな気がする。
甘いものも乾き物も違うし、まあしいていうとチーズだろうか。
料理の方が繊細だと、それはそれで、この堅物とは会わん気がする。苦み、というか輪郭のはっきりした味なのだろか。
悪い意味ではないですが、人工物的。

瓶から溢れたのをコップに取っていたのを飲んだら甘夏な感じ。
後味、かーっとアルコール。

あまり敬意を払わなければやりようはあるのかも。モツ煮とか。むしろホルモン焼き?
でも、敬意というより、やっぱり味が強すぎるのかも。

砂肝のサラダ仕立て。
むしろ、砂肝串と銀杏とかエリンギとか。

まあ、結局、何も食べないのがいいのかなあと。
甘夏がじんわりでてくる頃合は、なかなか魅力的。

というか、私はちと早く飲みすぎなのかも。

2.HaandBryggeriet Haandbakk

すっぱく葡萄フルーティ。
からプルーンに。

意外とミルクチョコレートな、まったりもありつつ、甘みなく酸っぱく、フルーティも。
うまい感じにまろやか。

香りはぱっと花開くけど、根底はモルトなんだなあという。
洗練という感じではなく、でも、何かやってるぞ、という感じがして好き。

酸っぱいベリーのような、酸味な香りは本当にはっきり。

どうも私の状況的に次のビンテージが飲めるかは分からんですが、末永く育って欲しいなあ。

イタリアのパニルさんも楽しみ。

軽くベーコン。
でも、とにかくグラスを近づけるとくわーと香る。好きだなあ。
ミルクチョコはあまり感じなくなった。

甘みは感じるほどはなく、でもとんがったところはなく。

底の酵母もいれると、なにやら見た目小汚いですが、野性的ではあるもののいい感じ。

でも、やっぱり草っぽい感じがあるな、この子は。これはホップなのかなんなのか。

この二本は、黒っぽいボトルと赤と白に近い金な感じで、色彩的には近くて違和感ないなあ。

「インドな日々」と「トルコで私も考えた」を読み返す。
どっちも面白いのだけど、ノリが全然違うのがまた面白く。
トルコの方は、自分的に雰囲気が近くて読みやすいのですが、インドのほうは自分には無理だーという感じにタフで面白い。
それが国の違いなのか、作者の違いなのか、結局、その国を好きになる人の傾向なのか。

今日読んだ本
スイート☆ライン2

個人的には無問題だけど、永遠の扱いがジャベリンスロー過ぎではないかと言う気が。
はるかファン的に満足かというと、出番の量的には微々たるものではあり。
そういう意味では、続巻は早く読みたいけど、一冊の満足度的には1/3くらいだなあと。
まあ、舞さんとボンジュールさんはいいなあとは思いつつ(笑)

2009/10/7


Le Baladin XYAUYUさん。バージョン0.1。

2009/10/6


モンテジョーコ・カルタ・ルーナさん。バージョン0.4。

2009/10/4


ビッリフィーチョ・イタリアーノ・フルーレットさん。バージョン1.0

今日のビール
1.Le Baladin Wayan

深海のようなブルーのラベルとキャップシール。

はい。噴いたー。注意してたので、損失は微量ですが。

色は濁った黄オレンジ。

フルーティ。マスカットのよあなもうちょっと花っぽいような。
むしろ、果汁20%くらいのグレープジュースのような。
甘い香り。

飲むと、スパイシー
なような石鹸のようなオレンジのような。
甘い香りからすると、飲み口はぐっと軽くて、甘みもあまりなし。
香り高い。

うーん、Xyauyuを除くと、バラダンさんは他のイタリア勢より格段にベルギーっぽい。
直接ベルギーのセゾン屋さんの教えを受けてるからなんでしょうか。(まあ、まだまだサンプルは少ないですが)
トロルさんに比べると、ワインっぽいへにょり感がないのが、ベルギーっぽいなと。

ほんのりパンとスパイシー、草、ラムネ。

ここまで飲んできたイタリアに総じて感じるのは、香りは高いけど、飲み口は軽いなあと。
というかアメリカンベルジャンが剛球すぎるのか。


イタリアは暑いところだし(伝統的なビール国と比べると)、軽めのが好まれるのかしらとか思いますが、でもイタリアはフラーズのゴールデンプライドの樽生が一年中飲めるという話もあり。
そういえば、'birra doppio malto'という言葉がイタリアでのゴールデンプライドの説明にも出てきますが、イタリアのビールの説明にも時々出てきますね。要するに強いビールということなんでしょうか。


2.Troll Shangrila fume

スモーキー、ウイスキー、納豆。
ごく軽く酸っぱい香り。
あと、なんだろう、このTroll節。

でも、ちょっとワインっぽいけど、まあスモークビール。

ほのかに甘酸っぱいけど、甘みはあまりない。
やっぱり、スモークはついつい支配的になってしまう傾向にあるのかなと。

終盤、フルーティ傾向に香りも膨らんできたりはします。

2009/10/3


モンテジョーコ・カルタ・ルーナさん。バージョン0.3くらい。

今日のビール
Birrificio Italiano Fleurette

裏面プラスチックな王冠。

色はオレンジ目な金で豊かな泡立ち。

ちょっと酸っぱいようなラズベリー、花のような、ローズヒップ。
ちょっとランビックっぽくもあり。
ただ、花くさい程ではなく。むしろほんのり。

あ、酸っぱい。
そういう意味でもローズヒップ。グレープフルーツっぽくもあり。

泡は立ち上り続ける。

甘みはほとんどなくて、すっぱみははっきりしているけど、どぎつくはなく。

これもすごいな・・

グラスの底のほうでは、ちとスパイシーなパン。

いろいろと花もスパイスも入ってるらしいけど、賑やかな感じではなし。
ん?ハスカップって、こんな感じだっけ?

というか、色気の部分に隠れてるけど、スパイシーパンは常にあるのかも。まあ、探さないと気にならないですが。

・・というか、これは何だろう。なんと呼べばいいんだろう。
食べものにあわすには、ちとおとなしいのと、花が気になるので、外で昼間から飲むのによさげ。

ビールで近いものをあげるなら、やっぱりランビック。それに比べると、軽い飲み口。
微妙にクリーミースパイス。

いっそ、メンマをこりこり食べながら飲んでもありなのだろうけども。
というか、北海道的な細いたけのこの煮たのを冷たくした感じのものとかはいいかも。

最後の一杯を底まで注いだら、かなり汚く(笑)

スパイシーではあるのだ。やつぱり。酸味にだまされてるだけで(誰もだましてはいない)
でも、胡椒はあるとすると、喉にかっとくる感じくらい?

香りは、すっぱかったり、花だったり、スパイシーだったりしても、でもつやっと丸い。

む、柿の種を食べてから飲むと酸っぱいブドウに。

次の本の構成について、考える。
というか、イタリア勢までつり目傾向になりそうな・・
いつもは、濃いの薄いの酸っぱいのとかバランスを考えていた気がしますが、今回は思いのほか偏ってます・・

イタリア勢はピエモンテが多いなあ。
今日飲んだのはロンバルディアですが。



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